『すずめの戸締まり』@ソラリス、親子鑑賞でなんとか初完走!
昨夜唐突にアナ雪DVDの記憶が甦ったのか「またタツヤ(ツタヤ)でなんか借りて見たい」と言い出したおチビ。それなら映画館に行こうと誘うと、意外なことに行きたいと言う。しかも新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』が見たいと言うからしめしめ。でもこれは途中で絶対退場パターンだと想像できたので、私も悪人気質を発揮して、見なくてもいいからとにかく最後まで劇場の座席にいることをしつこく確認して約束。そうして今朝朝イチのソラリスにておチビと決行してまいりました。
轟音シーンで「出たい」を連発しソファに突っ伏して泣きつつもなんとか完走したおチビ。この成功体験をひたすら讃え、2年後くらいを目標に、じわじわと劇映画やドキュメンタリーへと引きずりこむ作戦でいきたいと思います。休日におチビと二人で映画を見に行けたら、いろいろ丸くおさまりすぎて最高ではないかと。
そして『すずめの戸締まり』はいい映画でした。人の描かれ方がなにより素敵だった。私も芹澤さんの指先の火がつかないタバコみたいに、本音と気遣いに溢れる若い方々に気づかされることがたくさんある。言葉じゃないものを繊細に見てとる時代の感性。だからこそ、大丈夫と言いたい気持ち。
ラストシーンまで見られて本当によかった。おチビよおめでとう!そしてどうもありがとう。