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『giinika』6号特集、「ともにつくる、山形国際ドキュメンタリー映画祭」のこと

このたびおかげさまで『giinika』6号が無事刊行となりました。ただいま配本を続けていますが、すでに多くの販売店さんの店頭で並べてくださっています。いよいよ本日より始まる映画祭を前に、『giinika』6号について書こう書こうと思っていたのですが、配本を始めてからここ数日、ありがたいことに続々とご感想メールを頂戴しており、そのなかでは、詩人の木村迪夫さんの言葉や写真に生きることそのものを感じてくださった方、事務局次長の黄木優寿さんの語りや子どもへのまなざしに心和んだと言ってくださる方、映画祭理事の藤岡朝子さんの寄稿が印象的だったと深く胸に焼き付けてくださる方…などなど、私が語るべきことなどは、すでに何もなかったのではと知りました。

これだけの歴史と広大なネットワークをもつ山形国際ドキュメンタリー映画祭をgiinikaで特集しようと決めたとき、私のような一市民にできることは何なのかを、あれこれうんうん考えて、なかなか動き出すことができませんでした。けれど私が映画祭やかかわる方々から確かに受け取ったもの、その方々がまた映画祭から受け取ってこられたもの、それは山形という土地や暮らしのなかでどんなふうに実際の道具や視点となり、使われて広がり続けてきたのかを、高橋卓也さんのご活動や、小川紳介監督の牧野との出会いの延長線上から見つめてみたいと思いました。人と人とがかかわりあうときには共感のみならず反発もあって、そうした率直に投げ合える出会いこそが、きっと継承をおしすすめていくのだと感じています。

『giinika』6号は、バックナンバーとともに、映画祭の会場である山形市民会館フォーラム、中央公民館斜め前の八文字屋本店でも販売してくださっています。また、井上は広報担当なのですが、見つけていただき直接購入いただくことももちろん大喜びです。ぜひお声がけください。

4年ぶりの会場開催となる今年の映画祭で、すべての人たちそれぞれによき出会いがありますことを願って。そしてきっとあちこちで、みなさまお会いしましょう!

YIDFFネットワークのみなさん

映画祭事務局のみなさん

『giinika』6号表紙

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