山形市立図書館での企画と本のひろばのこと
このたびは今年4月から週半分ほど勤めている山形市立図書館のことを。山形駅東西通路に貸出手続きなく本を借りることができる本棚、「本のひろば」が新たにできましたが、私はその展示や企画、選書を行う整理員として採用されました。図書館でのカウンター業務とともに、係内の意向を踏まえながら企画や展示などを日々みなさんと進めています。6月は乃し梅本舗佐藤屋さんの七代佐藤松兵衛さんの「市立図書館で出会ったお気に入りの5冊」を展示中。各棚の蔵書は除籍本から選んでいますが、ゆるやかなテーマを設定して選び、本日は敬愛する職員さんと一緒に総入れ替えしました。なお9月には佐藤屋社長の佐藤慎太郎さんにお越しいただき、市立図書館本館で親子和菓子づくりワークショップを開催する予定です。どうぞどうぞお楽しみに!
そして山形市立図書館は、児童書コーナーがとても豊かで、ボランティアさんによる読み聞かせなど子ども対象の定期・不定期のイベントも実に盛りだくさんです。先日児童書コーナーでのぞいた本のなかに、福祉は社会や制度ばかりではなく、まず身近な人を大切にすることから、と書いてあるのを見つけてはっとしましたが、ここで働くようになり、公共サービスや子どもたちにできること、絵本について気づかされ考えさせられることはあまりに多いと感じます。
さらにまもなく告知となる図書館本館での心底楽しみな企画などもありますので、ぜひまたお知らせいたします!一市民、一利用者としての感覚を大切に、本のひろばや図書館という素晴らしい場を、この一年さまざまに見つめてかかわっていきたいと思います。