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販売店紹介:発酵素材®(古民家ライフ)!

このたびは山形市内で古材や古道具を販売されている 発酵素材®(古民家ライフ)さんでも『giinika』を取り扱いいただけることになりました!こちらが古民家ライフ代表の高木孝治さん(写真右)と、発酵素材®店長の鈴木梨々花さん。古民家ライフさんではこれまで、合板を使わず無垢材と職人技術とを基本にした住宅の設計・施工や、古民家のリノベーションおよび部分的リフォームなどを請け負ってこられました。そうしたお仕事時に、クライアントさんの保有する蔵に眠る家具や古材などに出会い、それらを修理・手入れして次の使い手へと受け継ぐ場として、2021年5月にオープンされたのが発酵素材®です。

古民家再生を手掛ける工務店で大工修行をしてこられた高木さんは、古民家は良質な木と土と草でできており、建築の材木もリサイクルで使い続けられていることを目の当たりにし、昔の人たちの知恵や木の生命力に驚かされてきたといいます。麹菌による発酵から味噌がつくられたり、おがくずを発酵させて鶏のエサがつくられるように、住宅の土壁も泥と稲藁とを合わせて発酵させてつくられる。つまりそれらすべては微生物による発酵だ!という気付きを得た高木さんは、微生物と人とが生き生きと暮らせる「発酵する環境」を整えようと、現在の発酵住宅®や発酵素材®の取り組みへと発展してこられたそうです。

新築の依頼を受けると、高木さんはお施主さんのご家族や住まいの歴史、要望や思いなどをまず聞き取り、それらを反映した間取りのラフスケッチを書き建築士さんと共有します。着工時には、お施主さんご一家と必ず一緒に新月の日に、大黒柱の伐採に行かれるのだと教えてくださいました。質問すると何でもくもりなく気さくに答えてくださる高木さん。なるほどみなさんが高木さんに助けを求め、さまざまな思いをお話ししたくなる気持ちが、なんだかわかるような気がしました。

実際に発酵素材®の柱や梁、壁面などは、すぐ隣の斜面から切り出した木材と回収した古材とを組み合わせてできています。店舗内には椅子やタンス、籠や器などが所狭しと並んでおり、なかでも特に食器類のバリエーションが実に豊富。最近では突然「引き取りに来て」と買取依頼の連絡が入ることも増えていたり、「(発酵素材®のことを)知っていたら蔵を壊さなかったのに」とおっしゃるお客さんなどもいらっしゃるそう。そうした瀬戸際にある古民家や古材に対する焦りを日々募らせていると、高木さんはおっしゃっていました。なお、店舗1階のカウンターは高木さんのお手製。少し湾曲した一枚板が薄くて平らでいい表情、思わず「ほしい!」と羨ましくなってしまいました。

店内のディスプレイやオンラインショップの商品写真撮影などは鈴木さんが行なっているそうで、7月はガラスフェアを開催中。店内のガラス商品が中央テーブルに涼やかに並べられ、年代物やユニークなものも多く、つい手にとってみたくなります。古道具店ではあるものの、「できるだけ敷居を低くして、古いものも扱う雑貨屋さんというかんじがいい」とおっしゃる高木さんの言葉は、単なる利益追求とは違った循環を生み出そうとされている響きがあり、心に残りました。

今後は周辺環境にも手を入れて、さらなるものづくりや場づくりを進めていくご予定とのこと。とっても楽しみです。発酵素材®さん・古民家ライフさんへ、ぜひお運びください!

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