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やまがたアートサポートセンターら・ら・らの武田和恵さんからコメントをいただきました!

山形県内の障がいのある方々が芸術活動を行う際の相談窓口となり、関係者のネットワークづくりや人材育成を行なう「やまがたアートサポートセンターら・ら・ら」の武田和恵さんが、『giinika』を読んでコメントをくださいました!

あらためて、山形って素敵なところだなーと思わせてくれました。井上さんの「キラキラ」なまなざしを通して、もう一度山形を見ると、前向きな気持ちになりますね。自分のコトを淡々と続けて、いろんな人のコトが折り重なっていますね。魅力的な人たちがたくさんいるんだなー、と思うと、わくわくしますよ

武田さんは、全国のさまざまな地域で障がいのある方々の芸術活動支援に携わり、現在はやまがたアートサポートセンターら・ら・らにおいて、福祉分野と芸術分野の方々が協働していく仕組みづくりにかかわられています。

具体的には、2020年度は「やまがたでつながるボーダレスアート2020 きざしとまなざし」として公募展企画に携わられ、障がいのある人たちの表現(きざし)と、近くでそれに寄り添う人たちの表現(まなざし)、さらにはその関係性によって立ち上がっている障がいのある方々の作品を鑑賞者が体験できるような、絵画・造形一つひとつに言葉が添えられた展示を中心となって企画されました。この展示作品が一つひとつ本当に力強く素晴らしかったのですが、審査員になられていた方々、アーティストの瀬尾夏美さん、クリエイティブデュオのhalkenLLPさん、山形美術館副館長兼学芸課長の岡部信幸さん、グラフィックデザイナーの𠮷田勝信さんによるコメントも、同じ地平で作品と深く向き合う視点がとても素敵でした。

アート・サポート・センターら・ら・らさんでは、このように障がいのある方々に寄り添う方々の「まなざし」が作品に深くかかわっていることに着目されており、県内各地で福祉現場にかかわる方々を対象とする研修事業を行ない、実際に企画展を開催するといった実践的な取り組みやワークショップなども企画されています。

このようなご活動内容がまとめられた報告書がこのたび一冊にまとめられ、私もその編集に携わりましたが、本当に勉強になることばかりでした。作品とはつくり手の歓びや熱中であり、芸術はそれを見る人たちがつくり上げていくものであることを、こうした支援活動のプロセスを追うなかで知る機会となりました。創作活動をされている方々、ワークショップを企画されたり市民活動にかかわる方々には、等しく発見やヒントのある冊子だと思います。興味のある方には無料で配布中だそうですので、ぜひぎゃらりーら・ら・らへお運びください。

■やまがたアートサポートセンターら・ら・ら/ぎゃらりーら・ら・ら:山形市諏訪町1-2-7 023-674-8628

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